リアボックスの選び方

リアボックスは目的を考えて選ぼう

バイクのシート後ろに設置することができるリアボックスは、バイクの排気量によって設置可能なサイズは異なりますし、通勤や通学など日常ユースに使いたいのか、またツーリングなど宿泊を伴う際に使いたいのかによって必要なサイズが異なります。

原付スクーターでの通勤や通学におすすめなのは、27L程度のサイズです。
ちなみに1泊のツーリングなら33L程度が良いですし、2泊以上の場合にはビッグサイズの55L程度あると安心です。

ここで注意しなければいけない点は、リアボックスごとに耐荷重量がついているという点です。
大きめのサイズなら積載重量も大きくなりますが、同じ大きさのリアボックスでも素材やデザインなどによって耐荷重量が異なるので、購入する際にはしっかりチェックしておきましょう。

初心者は軽量サイズがおすすめ

リアボックスは、同じ容量のものでも素材によって重量が大きく異なります。
重量が重くなればなるほど、どうしても運転する際にはコントロールしにくくなるので、初めてリアボックスを利用するユーザーは注意したほうが良いでしょう。

また、重量があると設置や撤去の際にも大変です。
初めてリアボックスを利用するという人は、まずは軽量サイズからスタートするのがおすすめです。

リアボックスを設置する際、ベースの有無によって安定感や設置のしやすさが異なります。
バイクのモデルによってはリアベースがついているものもありますが、リアベースがついていないバイクの場合でもベースを別売りで購入すれば問題ありません。

初めての場合には特にリアベースがあったほうが安定感の点で安心できるので、ぜひリアベースとセットでリアボックスを設置することをおすすめします。
取り付け方法がよく分からないという人は、バイクショップで設置してくれるサービスをしていることもあるのでぜひチェックしてください。

リアボックスはこんなに便利

リアボックスは、様々な使い方ができます。
リアボックスがないと走行の際に荷物をバンドで後部のベースに縛り付けなければいけませんが、リアボックスがあればはるかに荷物の出し入れが簡単にできますし、雨が降ってもバッグや荷物が濡れるという心配がありません。

それに後部に縛り付けている荷物が気にならないので、そのぶん運転に集中できるでしょう。

リアボックスはまた、ヘルメットを格納するラゲッジボックスとして使うこともできます。
原付スクーターはヘルメットを格納できるラゲッジスペースが確保されているモデルが多いのですが、中にはヘルメットが全く入らないというものもあります。

そんな時、リアボックスがついていればヘルメットを格納できるので安心ですし、ヘルメットフックにぶら下げておくよりも安全に保管でき、雨が降っても濡れません。
ヘルメットの防犯性を高める目的でリアボックスを使うこともできます。