坂道でもパワフルなスズキ アドレスV50

アドレスV50の概要と特徴

アドレスV50は、スズキが開発、販売している50ccの原付一種バイクです。
日常使いを意識した設計となっていて、通学や通勤、買い物などに便利な装備が設けられています。
同時にデザインはスポーティーな雰囲気を前面に出していて、スマートなフォルムが特徴的です。

エンジンは矯正空冷式の単気筒SOHCで、最高出力は3.7PSあり、最大トルクは3.4N/mとなっています。
燃費はWMTCモードでリッター当たり52.8kmあります。
日常用の原付として十分な走行性能を持っていて、力強い走りを見せてくれるのもアドレスV50の特徴と言って良いでしょう。
トルクもしっかりとありますので、坂道での走りも難なくこなしてくれますし、加速感もとても良いです。

このエンジンは、スズキが独自開発したSEPと呼ばれるものです。
小さなボディーの中に収まる省スペース型の構造でありながらも、パワーと燃費性能を出すために最大限の燃焼効率を実現しています。
さらにフレームの剛性を高めると同時に、ボディー全体の軽量化を図っています。

74Kgと従来のモデルよりも軽く、渋滞時や駐車場での取り回しがしやすくなっていますし、センタースタンドをかけるのも楽にできます。
エンジンの良さと共に、軽快な走りを見せてくれるのもメリットと言えるでしょう。

アドレスV50のおすすめのポイント

アドレスV50のおすすめポイントとしては、使い勝手の軽やかな走行性能のバランスがとても優れているという点があります。
誰でも簡単に乗り出すことができますが、しっかりとパワーのある走りを体感できます。

また、収納設備もしっかりと考えられていて、荷物を運ぶのも楽という点もおすすめポイントです。
たとえば、フロント上部にはかばんホルダーが設けられています。
大きなビジネスカバンなども無理なくかけられるようになっていて、落下防止用のフックも備わっているので安心です。

さらにフロントインナーラックには、ペットボトルが2本入るゆとりのサイズで、小物だけでなくいろいろなアイテムを収納できます。
シートの下にはU字ロックホルダーまで付いていますので、トランクスペースに入れずに済んでより荷物収納がしやすくなる工夫です。

見やすいメーターパネルもポイントで、白地のバックに黒ではっきりと表示されていますので、暗い道を走っている時でもメーター情報をすぐに理解できます。
ウィンカーや燃料などの状態も一目でわかる作りとなっているのもうれしいところです。
そして、スタンドを楽にかけられるようシートの下にスタンドグリップを設けています。
ここに手をかけてバイクを持ち上げれば簡単にスタンドを立てられるので、力が弱い方でも安心です。