安定感があって荷物を多く積めるリュック

バイク用は高性能なリュックが多く使いやすい

ライダーにとって荷物をどのように携帯するかというのは、頭を悩ませる一つの問題です。
ツーリングバイクであればバッグを取り付けているケースも多いですが、通常はシート下などの元からある収納スペースのみです。
しかし、バイクの収納スペースは限られていますので、それほど多くの荷物は入れられません。
そこで、リュックを使う人が増えています。

リュックはバイカーにとって、単に荷物を運ぶだけの目的でなく、様々な用途を果たすこともできます。
まず、転倒した際にエアバッグ代わりになるという点です。
背中側に転がってしまってしまった場合、リュックが衝撃防止をしてくれて体の打撲のリスクを下げてくれます。
また、リュックの厚みによって後頭部を直接硬い地面に打ち付ける危険も減らせます。

もう一つは、リュックにリフレクターなどを付けることで、夜間でも後方からの視認性を高められるというメリットもあります。
さらには、防水性の高い素材のリュックを背負うことで、雨天時でも背中に雨水が浸透するのを防いでくれるという良さもあります。

こうした役割を果たすため、バイク用リュックは一般のバッグよりも高機能となっていることが多いです。
また、向かい風を受けてもバタバタしにくいように構造の面でも工夫がなされている商品も多く見られます。
高機能で使いやすいので、バイクに乗っていなくても便利です。

バイク用リュックの選び方のポイント

まず大きさ、もしくは収納力を考えましょう。
通勤時に荷物を持っていくだけなのか、遊びに行く時の荷物を運びたいのかとよく使う目的と、どの程度の荷物を詰めるかを考えて選びます。

そして、できるだけベルト固定できる製品を選びましょう。
しっかりとベルトを締めて体に密着させれば風にあおられにくくなります。
また、荷物側も締め付けられるタイプだとより安定感が増します。

防水性はとても大事です。
上記のように、ライダーが快適に過ごせるということもありますし、やはりリュックの中身が濡れないようにするにも高い防水性を持つものを選びましょう。
デザインも重視したいもので、他の人から見るとライダーが背負っているリュックはかなり目立つので、おしゃれなもの、できればバイクと雰囲気が合ったものを選ぶと良いです。

見た目と共に、視認性を確保できるものを選ぶことをおすすめします。
蛍光色がアクセントで入っていて目立ちやすいとか、反射材が縫い込まれているといった形で遠くから、そして夜間でも見えやすいリュックだと安心です。
便利機能として、ライダーが背負うだけでなく、ベルト位置を工夫することでタンデムシートに取り付けられる機能が付いているリュックもあります。
こうした機能もチェックして、自分がよく使うシーンを思い浮かべて選びましょう。