個性的なヤマハ VOX

キャッチフレーズは「アソビバコ!」

2006年に若い年齢層を対象に発売されたヤマハ VOXは、バイクをファッションの一部としてとらえたいというユーザーが大満足できるカッコいいデザインが特徴のバイクモデルです。
ボディカラーは他の原付とは異なるクラシックで上品な5種類のカラーリングでラインナップされている他、モテカジ(モテるカジュアルスタイル)をイメージしたデザインで、2006年にはグッドデザイン賞を受賞するほどの高評価を得ました。

ヤマハVOXの特徴は、ラゲッジスペースが34Lと大きめサイズとなっている他、通常は縦開きが多いラゲッジボックスを横開きにできるようなスペックに仕上がっているという点です。
具体的にどのぐらいのサイズかというと、サッカーボールやテニスのラケットが収納できるサイズ感となっています。

深さがそれほど深くないためフルフェイスのヘルメットを格納することはできませんが、フルフェイスメット着用のユーザーのためにもシート前方にヘルメットホルダーが装備されています。
そのためヘルメットを持ち歩く必要はなく、お洒落なモテカジバイクにこだわりのデザインをしたヘルメットをひっかけておくトータルなコーディネートを楽しむこともできます。

給油口が足元についている点もまたヤマハVOXの大きな特徴です。
ファッション性が高いスクーターの中には、ラゲッジボックスの中に給油口がついていたりして、荷物が入っていると給油しづらいということが少なくありません。
そうした使い勝手が十分に考慮されており、荷物の積載量とは関係なく給油ができる配置となっているのは大きな魅力と言えるでしょう。

ヤマハ VOXは走りも快適

ヤマハVOXは悪路でも快適に走れるようファットタイヤを採用しています。
スクーターなのでシティユースを前提としたデザインやスペックとなっていますが、多少の悪路や濡れた路面などでは快適さを失うことなく走行できるでしょう。

さらにシートはロングタイプとなっているので、座り心地がとても良く長時間の走行でも快適さを失いません。
またロングシートはユーザーによって自由にライディングポジションを変えることができるので、ずっと同じ姿勢でお尻が痛くなるというトラブルも最小限に抑えることができます。

ヤマハVOXはまた、電子制御燃費噴射装置(フューエルインジェクション)を搭載することによって低トルクと低燃費を実現しています。
この装置は大型バイクでは搭載されているモデルは多いのですが、50㏄クラスではヤマハVOXが初めての搭載モデルとなります。

リーズナブルな価格帯で購入できるバイクモデルでも、快適でエコな走行を可能にしてくれるのがヤマハVOXなのです。