原付乗りなら知っておくべき!バイク免許の種類と取り方
原付バイクに乗るために必要になる免許の種類
バイクの免許は自動車免許と比べてかなり細かく分類されています。
自動車の場合、普通自動車免許を取得してしまえば軽自動車だろうが排気量の大きなスポーツカーだろうが何でも乗ることができます。
仕事で運送業や旅客業など特殊車両に乗る必要がある人以外であれば、普通自動車免許を取得していれば十分でしょう。
しかしバイクの免許の場合、排気量により取得する免許の種類が異なっていますので乗りたいバイクがある場合どの免許を取得するか慎重に選ばなくてはいけません。
免許を取得するための費用も都度かかってきますので、将来的にどういったバイクの使用をしていくかを考えて取得する免許を選んだ方がよいでしょう。
まず最も簡単に取得ができるバイクの免許となっているのが「原付免許」です。
これは50cc以下の原動機付自転車に乗るために必要な免許となっており、筆記試験のみで合格ができるという手軽なものです。
教習所で技能講習を受ける必要もなく、当日最寄りの運転免許センターなど受付をする場所に出かけてそこで試験を受けて合格をすることでその後に技能講習を受けます。
当日に免許証が発行されるので、初めてバイクに乗る人だけでなく初めて運転免許を取得するという人も多いのが特徴です。
なお原付免許を取得していなくても、普通自動車免許以上の免許があれば50cc以下の原付を運転することができます。
第二種原動機付自転車に乗るための免許取得方法
自動車免許とは別にきちんとバイク用の免許が必要になるのが「第二種原動機付自転車(通称「原付2種」)からです。
これは50cc~125ccまでのバイクに乗るために必要になるもので、正確には「小型限定AT小型限定免許」となります。
「原付2種」という免許はないのでわかりづらいですが、どういったコースを受ければよいかしっかり事前に調べておいてほしいです。
原付2種以上からは自動車教習所で専門のコースが設けられています。
いわゆる「一発試験」と言われるような直接教習所で実技と筆記の試験を受ける方法もあります。
しかし全くバイクに乗ったことがない人の場合、実技試験をパスするのはかなり難しいようですので、そちらは50cc以下のバイクに十分慣れている人向けと言えます。
普通自動車免許を取得している人の場合、小型限定普通自動二輪免許を取得するときに教習数を減らすことが可能となっているのでかなり安く受講できます。
新たに取得をする人の場合も、同時に複数の免許を受講すると割引を受けることができるようになっているので、将来的に取得を考えている人はあらかじめ同時に申込みをしておいた方がお得と言えるでしょう。